10

或る改憲派の七月十日

まずはじめにこの記事の目的から述べることにしましょう。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことに伴って、私のような「おじさん」達がどういう考えで投票先を選んでいるのか、という一例を示したいのです。
私には特定の支持をしている政党はありません。正直なことを言えば、「一票を投じるより、一本の火炎瓶を投じたほうが効果的」だとも思っています。
18歳で選挙権を得たとしても、はっきりとした支持政党がある方も少ないでしょう。特に支持政党が無い若い方が、もし何かの縁でこのウェブサイトのこの記事をご覧になって、投票先を決めるために、何かを考えるきっかけになれば幸いです。
決して「白票」など入れぬように。
また、早めに書いておきます。今回の私の投票先は選挙区・比例区ともに民進党ですが、私は決して民進党の支持者ではなく、また、民進党を賛美する意図もありません。

———
七月十日 午後二時。
部屋の外はとても暑く、しばらく歩いていると汗が吹き出してくる。黒いTシャツは、部屋に戻る頃には塩をふいているのではないか。
投票所がある近隣の小学校に向かい、しばし、グラウンドでサッカーの練習をしている子どもたちを眺める。
「熱中症には気をつけろよ!」と心の中で声をかける。
私は、小学から高校にかけては剣道をやっており、夏はとにかく暑かったことを覚えている。特に中学生のころ、部活の練習で、剣道の道着・防具を着用したままグラウンドをランニングしていたのだが、あれは辛かった。
今思い返しても不思議である。あの練習には一体何の意味があったのだろうか。

さて、選挙。
私の選挙区は東京以外の関東のどこか。私は、長い長い通勤電車に揺られて、都心で働いていて、単純に時間数だけであれば、東京にいる時間が一番長い1)私たちのような勤め人に、東京都知事選の選挙権を0.5票くらいもらえないだろうかと考えている。地元は0.5票でいいから。のだ。
私がどこに投票したか。今回の争点は改憲だそうで、改憲派としては改憲勢力に投票すべきなのだろうが、どうせ与党が勝つのは目に見えていたため、改憲のこと2)私は改憲派であるし、ついでに言うと、安保関連法案そのものにも賛成である。ただし、俗に言う「解釈改憲」というものは断固許すことができず、そのため、今後も自公に票を入れることはないだろう。あんなものがまかり通ったら、何かの間違いで急進的左派政権が成立した場合、憲法一条が解釈改憲される恐れがある。あくまで憲法九条を改憲し、自衛隊および個別的自衛権・集団的自衛権の在り方について明記すべきだったのだ。は考えるのはやめた。

改憲のことを考えるのはやめて、何を考えたか。それは、起きている時間の大半を占める仕事のこと。具体的には、システムエンジニアとして、システムエンジニアの労働環境。
そこで、情報産業労働組合連合会(情報労連)が支持する政党ということで、選挙区は民進党に投票することにする。
私は労働組合に属しているわけではなく、また、私の雇用形態からするともともと「残業代はゼロ」なので、いわゆる「残業代ゼロ法案」が可決しても私の生活には何ら影響はない。
しかし、私にとってライバルであり、そして仲間である他社のシステムエンジニアの雇用や労働環境が改悪されるのはあまり気分のよいものではないのだ。
なお、私には上記以外に民進党の存在価値は見出せない。

比例区は、民進党の有田芳生氏の名前を書く。

理由は2つ。
1つめは有田芳生氏は北朝鮮による拉致問題に真摯に取り組んでいらっしゃって、名前や団体名は明かせないが、「拉致被害者を救う会」のかたから、「有田氏は横田ご夫妻からの信頼が篤い」と聞いていること。
2つめは、我が国の恥であるヘイトスピーチ問題に対して「時に空回りするものの3)ヘイトスピーチをしない単なる保守派の方に「ザイトク一派」なんて罵声を浴びせたり、と正直「これはどうなんだ」ということもしていたが、真摯に取り組むが故の空回りである。」真摯に取り組んでいらっしゃること。

私は我が国を、真摯に物事に取り組み、そして、結果を出した方が、なんら報われない世の中にはしたくない。
有田氏は、我が国の恥である差別的な言動であるヘイトスピーチ問題に、議員のなかではいち早く取り組み、与党をも巻き込んでヘイトスピーチ解消法を成立させるという立派な結果をだされた方である。
私は、そんな方が報われない世の中にはしたくない。

有田氏のイデオロギーは、私のそれと反することのほうが多い。しかし、「良くも悪くも我が国は自由」であり、イデオロギーの違いは彼を責める理由にはなり得ない。

どんな手段でもよいので、拉致された方々を北朝鮮から救っていただきたい。
そして、我が国が恥ずべき差別言動(ヘイトスピーチ/憎悪扇動表現)の解消に務めていただきたい。
人権問題に右や左、イデオロギーなんて関係ないのだ。

———-

上記が、私が民進党に投票した理由です。繰り返しますが、私は民進党の支持者ではなく、彼らには与党はおろか野党である価値すらないと考えてます。
民進党に投票したのは、私をとりまく環境からであって、白票よりは、意味のある票です。これは、間違った選択なのかもしれません。しかし、これが私の考えた結果です。

この記事が、少しでも若者が考えるきっかけになれば、と考えています。

最後に。自民党で八戸市の藤川優里市議や、日本共産党の吉良佳子議員、幸福実現党の七海ひろこ女史などが綺麗な女性議員(または候補)として話題に上がっていますね。
しかし、私のイチオシは公明党の佐々木さやか議員です。
あぁ^~見下したような目をされながら彼女に折伏されたいんじゃ~^4)恋愛対象の、民族または宗教やイデオロギー、ジェンダーなど、いったい何の問題になるというのだろうか。

References   [ + ]

1. 私たちのような勤め人に、東京都知事選の選挙権を0.5票くらいもらえないだろうかと考えている。地元は0.5票でいいから。
2. 私は改憲派であるし、ついでに言うと、安保関連法案そのものにも賛成である。ただし、俗に言う「解釈改憲」というものは断固許すことができず、そのため、今後も自公に票を入れることはないだろう。あんなものがまかり通ったら、何かの間違いで急進的左派政権が成立した場合、憲法一条が解釈改憲される恐れがある。あくまで憲法九条を改憲し、自衛隊および個別的自衛権・集団的自衛権の在り方について明記すべきだったのだ。
3. ヘイトスピーチをしない単なる保守派の方に「ザイトク一派」なんて罵声を浴びせたり、と正直「これはどうなんだ」ということもしていたが、真摯に取り組むが故の空回りである。
4. 恋愛対象の、民族または宗教やイデオロギー、ジェンダーなど、いったい何の問題になるというのだろうか。